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信州産信州育ち。

10代の頃に渓流釣りを始めてから早30年。しかし釣果はまだまだ初心者級・・・
そんな渓や自然を愛して止まない中年ヘボ釣師です。
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Posted by naturum at

2010年09月27日

シーズンの締めくくり

9月26日

8月の中旬から更新をサボってしまいましたが、9月に入ってからもまだまだ夏休みの終わらない長男と一緒に、午後のチョイ釣りや今季2度目の姫川への遠征、一日に南アルプス方面と中央アルプス方面の2つの渓のダブルヘッターと云った具合でシーズン最後の月をぼちぼちと楽しんで来ました。

そんな長男も先日、長い休みも明けて県外のアパートへと戻ってしまい、今シーズンの最終釣行は私一人での寂しい釣行となりました。

「シーズン最後の日曜日・・・
     きっと釣り人も多いはず。」

「かといって最後位は納得のゆく釣りがしたいもの・・・。」

なんて事をあれこれ考えて、昨年の同時期、気温が急激に下がった朝に良い思いをした事のある天竜川水系の“TI川”を目標に定める事にしました。

翌朝、3:30に家を出て現地に到着したのは4:30。
まだ明けきらない空を見上げると、中秋の名月から数日が経過したお月さまが下界をぼんやりと照らしています。


この暗さではまだまだ釣りは不可能と、先行者の車も無いのでゆっくりと身支度を整えて、明るくなるまで車の中で待機する事にして30分ほど時間潰しをしていると、


いよいよ南の空に赤みが射して来ました。

「今シーズンも今日が最後だぞ。」
そう自分に言い聞かせながら川へと下りて水温を計ると10℃。この時期としてはちょっと低めではありますが、昨年爆釣だった小堰堤の続く区間から釣りを開始です。


今日はキジとブドウ虫を持参しているのですが最初はブドウ虫をチョイス。
堰堤下の深みを丹念に探るのですがなかなかアタリが出てくれません・・・。
しかたがないのでオモリをBから2Bに替え、餌もキジへとチェンジしてみたのですが結果は同じ・・・。

何だかいやな予感が脳裏を過ぎったものの小堰堤区間が終わるあたりから魚の反応が見え始め、流れのカーブした深いゆっくりとした流れの中から本日最初の20cmクラスのイワナを釣り上げる事が出来ました。
ところがその魚は写真を撮影しようと網の中から持ち上げた瞬間に、私の手を尾鰭でひとたたきしたかと思うと、もといた流れの中へと帰って行ってしまいました ^_^;

そしてあたりがすっかり明るくなった頃から魚の活性も上がって来たのか、瀬でも深みでも落ち込み下でもという感じで最初の大堰堤までの僅かな区間で下の写真のクラスを中心に8匹のイワナを釣り上げる事が出来ました。





そして大堰堤下の深みを流していると目印が止まって『ゴツゴツ』と鈍いアタリが・・・
慌てず一呼吸置いて合わせたのですが痛恨の空振り。
あきらめずに餌を点検してから同じコースをもう一度流すと、今度は『ゴンゴン』とした鋭いアタリが出て仕掛けが斜めに引き込まれました。
「今度こそは!!」と鋭い合わせをくれると今度はしっかり針掛かりした様子でグイグイと竿が絞り込まれて行きます。
「尺物か?」なんて期待はしたものの釣り上げてみると尺にはまだまだの28cmのメスイワナでした。




この堰堤の下で更に2匹を追加。ここで念願のツ抜け達成です。

そして堰堤を巻いて上流へ入ってみるとここから上は入れ食い状態で、ポイントごとに中型クラスが釣れて来ます。










そして中には婚姻色をまとったこんな個体も混じります。


きっとしばらくの間、誰も竿を出していなかったのでしょう。
年に一度有るか無いかの爆釣に、まるで自分の腕が上がったかのような錯覚に陥ってしまいました。
忘れないようにしっかりと釣れた魚の数を数えながら次の堰堤まで釣り上ったのですが、ここまでの釣果は22匹と納得の釣果です。
これだけ釣れれば大満足。
まだ時間は早かったのですがここで納竿する事にしました。

そして車に戻り少し遅い朝食タイム。




いつもならこのあと近くの渓をハシゴするのが常なのですが、今日は禁漁前の最後の日曜日・・・
きっとどこの渓も思い出作りの釣り人でごった返している事でしょう。
後ろ髪を引かれる思いもあったのですが、今シーズンの釣りはこれで締めくくり。
秋色に変わりつつある風景を眺めながら、通い慣れた道を引き返す事にしました。

そして来週からは、
早春の渓へと思いを巡らす長い長い冬眠が始まります・・・。  


Posted by katu at 21:56Comments(0)渓流釣り